
株式会社島津興業 仙巌園と鹿児島トヨタ自動車株式会社は、10月1日より、仙巌園において、WHILL株式会社開発の、免許不要で歩行領域を走行する近距離モビリティWHILL(ウィル)の移動サービスを開始する。
世界文化遺産として、初の近距離モビリティの導入
専用の保険やメンテナンス、ITサービスも完備された近距離モビリティの導入は、世界文化遺産として初となる。
仙巌園・尚古集成館は、約5万㎡にも及ぶ広大な敷地の中で、島津家の歴史や鹿児島の文化、美しい景観など、多彩な魅力を来場者の皆が楽しめるよう、さまざまな取り組みを行っている。
これらを、より多くの人たちに快適に楽しんでほしいという思いから、この度新たな設備として、移動支援システム「ウィル」を導入する運びとなった。
採用モデルは、4機種のうち、先進的な技術に裏打ちされた走破力と、後輪を軸に一回転できる小回り性能を兼ね備えるプレミアムモデル「WHILL Model C2」と、その場旋回などが可能ながら、車や自転車と似たような操作感で移動できる、スクーター型のハイパフォーマンスモデル「WHILL Model R」。
利用料金は、入場料:大人1,600円、小中学校・高校生800円。ウィル利用料は、2,000円(終日)。
(坂土直隆)