アジラ、独自の行動認識AIで渋谷区の路上飲酒問題の解決を目指す
2025年11月26日 株式会社アジラ
株式会社アジラ(本社:東京都町田市、代表取締役 CEO 兼 COO 尾上剛、以下アジラ)は、一般社団法人渋谷国際都市共創機構( Shibuya Innovation Institute、 以下SII)の中で渋谷区と民間企業の産官連携で発足した「路上飲酒対策プロジェクト」に、行動認識AIを活用したソリューションを提供する企業として採択されたことをお知らせいたします。本プロジェクトにおいて、アジラは独自の行動認識AI技術で渋谷の安全・安心なまちづくりに貢献します。
深刻化する渋谷駅周辺の路上飲酒問題
渋谷駅周辺では、ハロウィーンや年末カウントダウンなどの特定の期間だけでなく、路上飲酒に起因するごみの放置や騒音などのトラブルが深刻化しており、渋谷区では対策として、2024年10月1日より路上や公園など公共の場所における飲酒を通年で禁止する条例を施行しました 。しかし、依然として路上飲酒者は後を絶たず、多くのパトロール隊による自粛要請が毎晩行われている状況です 。
従来の人による確認や注意喚起では、路上飲酒者の実態把握や対応の即応性に課題があることから、この度、最先端テクノロジーを活用したソリューションを持つスタートアップの公募が2025年3月にShibuya Startup Deckにより行われ、アジラが採択されました。
行動認識AIが路上飲酒対策をサポート
アジラは、映像解析AIの中でも特に人間の行動に特化した行動認識AIの要素技術を開発し、「AI Security asilla」を提供しています。今回は「AI Security asilla」で培ったAI技術を用いて渋谷区における路上飲酒対策をサポートしてまいります。
今回のプロジェクトでは、渋谷駅周辺の街路灯に防犯カメラを設置し、アジラの行動認識AIを活用により路上飲酒者などの滞留状況を検知します。検知された情報はリアルタイムでパトロール隊に共有され、迅速な対応を可能にすることで、路上飲酒者の減少と警備体制の効率化を目指します 。
産官連携でスマートシティ実現に貢献
本プロジェクトは、SIIに参画している東急株式会社(以下、東急)を代表企業、NTT東日本株式会社 東京南支店(以下、NTT東日本)を協賛企業として実施されます 。アジラは、公募で採択されたスタートアップとして、東急が持つ地域ネットワークとNTT東日本が持つICTの技術と連携することで、スマートシティやSDGs分野での都市型社会課題対策の新たなスタンダードとなる取り組みを推進します 。
アジラは、今回のプロジェクトを通して、独自の行動認識AI技術で、渋谷区の安全・安心なまちづくりに貢献するとともに、誰もが快適に過ごせる街の実現を支援してまいります。
路上飲酒対策プロジェクトチーム各社の役割
[資料:
https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM4MzQzNSMzNjU5NTkjODM0MzVfYVRKYmpzcVFLai5qcGc.jpg ]
渋谷国際都市共創機構について
「一般社団法人渋谷国際都市共創機構」とは、「渋谷区基本構想」で掲げる未来像 の実現に向け、スタートアップ企業支援やプロジェクト支援などを通じて国際性と多様性にあふれた街である渋谷区 独自のイノベーションを創出し、渋谷民のウェルビーイングとシティプライドの向上を目指した産官学民共創組織です。
URL:
https://www.shibuya-ii.or.jp/
株式会社アジラ
代表者:代表取締役CEO 兼 COO 尾上剛
所在地:東京都町田市中町一丁目4-2
事業内容:AI警備システム『AI Security asilla』開発と販売
公式webサイト:
https://jp.asilla.com/
本プロジェクトにおける取得画像の利用目的について
本プロジェクトでは人とAIによる新しい警備の形である「安心3.0」を提唱し、お客様の身体の安全を守るという防犯目的に加え、サービス品質の向上の為にビデオカメラ画像及び映像を利用し、個人情報を取得しない形で「匿名加工情報」を活用することで、皆様にとってより安心で快適な空間づくりを目指してまいります。詳細は以下URLをご確認ください。
https://jp.asilla.com/info-usage/shibuya-ku-pj
提供元:
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