レンタルをスムーズに　ゲオ直営店に「セルフレジ」導入進む

全国に1000店舗を超える直営店を運営し、低価格戦略でCD、DVDレンタルショップを展開するゲオ株式会社。増収効果をうけ、全国の直営ゲオショップ246店舗に500台のセルフレジ導入をすすめる方針を固めた。

ゲオショップ全体では月間ユニークユーザーが平均500万件にも及び、レジ業務の効率化は必要不可欠だ。2015年4月から11月の期間、自社開発した「セルフレジ」を試験的にゲオショップ96店舗に導入し、検証を行った。その結果、レジ混雑の解消や、予想以上のセルフレジ利用率の向上が見られ、レンタル売り上げの2.3％の増加、物販売り上げの4.2％の増加が見られた。

これらの検証結果を受け、ゲオショップの中でも来客が多い店舗を優先してセルフレジ導入をすすめる。2016年3月までに150店舗300台を追加し、合計246店舗、500台の導入を行う予定だ。

レジ業務を効率化し、店舗スタッフの余裕時間を物販売り場の販売力向上に当てることで売り上げを伸ばしたゲオ。直接スタッフとやり取りをしなくてもよいセルフレジは、顧客にとっても満足度の高いものになるのかもしれない。

（画像はニュースリリースより）




株式会社ゲオホールディングスのニュースリリース
http://www.geonet.co.jp/2681_20160105-self_register.pdf